適切な咀嚼習慣は肥満・メタボを予防し、脳の活性化につながる

 一口に20~30回ほど咀嚼すること、片噛みせず左右バランスよく咀嚼することで唾液分泌が促進され、唾液の作用により口腔の環境がよくなり、高齢者で多くみられる誤嚥性肺炎など感染症の予防につながります。

 早食いを避けよく咀嚼をすることで肥満予防やメタボリック症候群の予防につながります。

 また、咀嚼することで脳の前頭前野という領域を活性化することから認知症の予防にもつながる可能性もわかってきました。

 自分は言われてみると確かに片噛みしているな、とかちょっと硬くて歯ごたえのある食材が噛めなくなったな、といった気になることが少しでもあれば放置せず、専門家に診てもらうようにすることが大切です。

〔出典元〕九州歯科大学(外部リンク)